プリンター セットアップ

本セクションの目的は以下を実行することです:

  • 3D プリンタ システムに電源を入れる。
  • サポート材料およびビルド材料カートリッジを材料配送モジュールにロードする。
  • プリントプラットフォームをインストールする。
  • 正常なクイック テスト プリントの実施。
  • 最終パーツを 3D プリンタ システムから取り外す。
  • 廃棄引き出しを空にする。
  • 3D プリンタ システムの電源をオフにする。

このプロセスを完了するとプリンタでパーツを構築するのに必要な「基本」3D プリンタ システム操作すべてに慣れることができます。このセクションを完了してから、より大型で高度なビルドに進まれることを強く推奨します。

3D プリンタ システムに電源を入れる

  1. 電源コードをプリンタ(A)に接続し、コンセントに差し込みます。 
    プリンタの背面にある電源スイッチ(B)をオンの位置にします。
    ビルド ジョブを開始する前に、プリンタがウォームアップするまで 2.5 時間待ちます。
    材料もウォームアップ時間を必要とするため、材料配送モジュールに材料を追加する次のステップに進んでください。
Note.png

注記:ウォームアップ中は、ビルド ファイルをプリンタに送信できません。

 

E-Chassis 1.png

 

材料配送モジュール(MDM)および材料ボトル

3D プリンタ システムには合計 4 つの材料配送モジュール(MDM)があります。各 MDM には材料ボトルが 2 本あります。つまり、合計 4 本のサポート材料のボトルと、4 本のビルド材料ボトルです。

サポート材料はマシンの左側にある両方の MDM にロードされ、合計 4 ボトルです。サポート材料の全ボトルは同じタイプである必要があります。

パーツ材料は 3D プリンタ システムの右側にある MDM にロードされます。上部 MDM は MDM「A」で、下部 MDM は MDM「B」です。この 3D プリンタ システムの特徴的な機能は 2 種類のパーツ材料を使用できるという点です。

ビルド材料の 2 本のボトルは 上部 A に、ビルド材料の 2 本のボトルは 下部 B に置かれます。同じ MDM に異なる材料を入れないでください。同じ MDM に異なるビルド材料を入れると混合材料のパーツが生成されます。 

Printer Info 1a.png  

A 造形チャンバー
B サポート材料上部 A
C サポート材料下部 B
D オペレーターのタッチ スクリーン
E ビルド材料上部 A
F ビルド材料下部 B

材料ボトルのインストール

クイックテストプリントの目的では、2 ボトルのサポート材料および 2 ボトルのビルド材料しか使いません。2 ボトルのビルド材料が同じタイプであることを確認します。

  1. 材料ボトルの梱包を開梱します。一部使用した材料ボトルの保管用にスリーブと材料カートンは保存します。 
  2. 左上の材料配送モジュールを押してリリースし開きます。サポート材料の 2 本のボトルを MDM に取り付けます。材料ボトルの上部をカチッと音がするまで押して、ボトルがしっかり固定されたことを確認します。それぞれのキャップを 1/2 開いてボトルをベントします。
  3. 右上の材料配送モジュールを押してリリースし開きます。パーツ材料の 2 本のボトルを MDM に取り付けます。 材料ボトルの上部をカチッと音がするまで押して、ボトルがしっかり固定されたことを確認します。それぞれのキャップを 1/2 開いてボトルをベントします。 

前述したように、クイック テスト プリントでは 2 つの MDM だけに材料をロードします。それ以降のプリント ジョブでは MDM すべてにサポート材料およびパーツ材料両方がロードされている必要があります。

廃棄バッグを廃棄引き出しにインストール

  1. 左上および右上の MDM を開きます。
  2. 両方の廃棄引き出しを 3D プリンタ システムから完全に引き出します。
  3. プラスチック廃棄バッグを各引き出しに取り付けます。
  4. 廃棄引き出しと MDM を閉じます。
  5.  [開始] キーを押して再開します。

プリント プラットフォームの取り付け

  1. 91% のイソプロピルアルコールを使用してプラットフォーム(前後両方)をクリーニングしてから、3D プリンタ システムにインストールします。さらに、プラットフォーム プレートのマウントに以前のビルドの材料が残っていないことを確認します。
  2. チャンバードアを開きます。
  3. 以下のビューはプリントプラットフォームの下部を示しています。プラットフォームの下のへこんだ部分を 3D プリンタ システムの正面に向けて配置します。

  1. プラットフォームの背面の端が背面ブラケットの前にくるように、プラットフォームZ カートリッジの上に配置します。

  1. 背面ブラケットに対してしっかりと押し込まれるまで、3D プリンタ システムの背面に向かって プラットフォームをスライドします。プラットフォームの示されている箇所を押し下げて、プラットフォームが Z キャリッジの上に「座っている」ことを確認します。 

  1. フロントドアを閉じて [開始] キーをタッチスクリーンで押し 3D プリンタ システムをオンラインにします。

クイック テスト プリント

  1. タッチスクリーンで、ツールアイコンを押します。
  2. プリント診断を押します。

Print Diags 2.png

  1. クイック テスト プリントを押します。

Quick test print.png

  1. 単一材料クイック テスト プリントには上または下を選択します。
  2. マルチ材料クイック テスト プリントにはマルチを選択します。

Quick test print 1.png

  1. クイック テスト プリントのモードを選択します。
  2. 単一材料のクイック テスト プリントでは、利用可能なモードは UHD および XHD のみです。
  3. マルチ材料のクイック テスト プリントでは、利用可能なモードは UHD および XHD のみです。

Quick test print 2.png

  1. システムが「パージして実行しますか?はい/いいえ」と表示します。[はい] を選択します。X と Y でホーム位置に戻りプリントヘッドのクリーニングをします。

Quick test print 3.png

  1. システムには次のように表示されます。プラットフォームは空でドアは閉まっていますか?はい/いいえ 
  2. プラットフォームが空であり、ドアは閉まっていることを確認し、[はい] を押します。 

  1. 3D プリンタ システムはクイック テスト プリントを開始します。  
  2. クイック テスト プリントは 2 ~ 3 分程度かかります。
  3. プリントをマシンから取り除きテストプリントが行われたことを確認します。

Quick test print 5.png

 

プリントプラットフォームを取り外します

タッチスクリーンに完了:<job_name> と表示されたら、プリント プラットフォームを取り外せます。

  1. チャンバードアを開きます。
  2. プラットフォームを取り外すには、プラットフォームがストップに接触するまで引き出します。  
  3. 手をプラットフォームのいずれかの側面に添えて持ち上げ、3D プリンタ システムから取り外します。

 

パーツのプリント プラットフォームからの取り外し

パーツをプリント プラットフォームから取り外すには:

  • プラットフォームをフリーザーに 10~15 分入れます。パーツとプラットフォームは冷却されるにつれて、異なる比率で収縮し分離します。

  • また、パーツはペティナイフなどの硬くて薄い刃のあるツールを使用して力でパーツをプリント プラットフォームから機械的に分離することもできます。プラットフォームに傷をつけないようにしてください。パーツのクリーニングについての詳細は、「VisiJet 後処理ガイド」を参照します。

 

廃棄引き出しを空にする。
 

MATERIAL HAZARD SYMBOL.png 廃棄物の引き出しを開ける前に個人用保護機器が必要です。すべての材料取り扱いおよび廃棄ガイドラインに従ってください。常にグローバル安全衛生ガイドラインと取り扱いや規制物質の廃棄に関する地域の条例に従ってください。地域の法律が求める場合は、処分の記録を保管してください。
注意:廃棄物を除去する前に保護手袋と袖を着用してください。上記材料をこぼしたり、落としたり他の人にかけたりしないでください。地域の規制要件に従って廃棄してください。

 

Note.png

注意:袋のドレープ部分を除去する際、袋の上部に材料がある場合があるのでこぼさないように注意してください。

 

  1. 左上および右上の MDM を開きます。
  2. 両方の廃棄引き出しを 3D プリンタ システムから完全に引き出します。
  3. ゴミ袋を廃棄物の引き出しから取り外し有害廃棄物容器に移します。
  4. 各引き出しのプラスチック バッグを交換します。
  5. 廃棄引き出しを閉じ [開始] を押して再開します。

 

スタンバイおよび節約モード

Note.png

注記:3D プリンタを最終造形から 7~10 日以内に使用する場合、3D プリンタ システムの電源をオフにするのではなく、3D プリンタ システムをスタンバイまたは節約モードにすることを推奨します。

 

3D プリンタ システムは 5 時間超アイドルであると、スタンバ イモードになります。3D プリンタ システムが 36 時間超アイドルであると、節約モードになります。上記のエネルギー節約モードでは、ヒーターは部分的に冷却され、他の多くのコンポーネントは無効になります。3D プリンタ システムが完全なシャットダウン / 電源オフモードからウォームアップするよりも、スタンバイまたは節約モードからウォームアップするほうが時間がかかりません(下記のテーブルを参照)。3D プリンタ システムがスタンバイ モードまたは節約モードになるまでの待機時間を調整するには、3D Systems のテクニカルサポートにお問い合わせください。
 

モード 時間
オフから準備完了まで 2.5 時間
スタンバイから準備完了まで 15 分
節約から準備完了まで 25 分
準備完了からスタンバイまで 5 時間
スタンバイから節約モードまで 12 時間

 

3D プリンタ システムのシャットダウンおよび電源オフ
 

Note.png

注記:シャットダウンおよび電源オフ前に、すぐにパーツを造形する必要がないことを確認します。

 

  caution.png 注意:以下のシャットダウン手順を実行せずに3 D プリンタ システムの電源をオフに切り替えたり切断すると、3 D プリンタ システムを損傷する場合があります。安全上の理由のため直ちに電源をオフする必要がある場合の除いて、常にシャットダウン手順を実行してから 3D プリンタ システムの電源をオフにします。

 

  1. 3D プリンタ システムが積層していないことを確認します。
  2. ツールを押します。
  3. プリンタ シャットダウンを押します。
  4. タッチスクリーンにモデラーをシャットダウンしますか?はい / いいえと表示されます。[はい] を押します。
  5. タッチスクリーンに Windows シャットダウンと表示されます:
  6. タッチスクリーンにシャットダウン進行中。お待ちくださいと表示されます。15 秒後にタッチスクリーンは元に戻ります。
  7. タッチスクリーンが元に戻ったら、3D プリンタ システムの背面にある電源スイッチをオフにします。